/ソフトウェア/Linux対応フリーソフト
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ソフト本体 | ダウンロード |
対応UPS | mini 035HS Hyper Hyper-Pro |
近似製品 | FreeBSDフリーソフト MacOSXフリーソフト QNXフリーソフト Linux・Networkフリーソフト |
BPSPOC FeliSafe MacSafe Advanced NW ボードII |
Linux対応フリーソフトウェアは、 miniシリーズ、035HS、Hyperシリーズ、Hyper-Proシリーズ 対応の、 接点信号による簡易シャットダウンソフトです。 フリーソフトのためローコストでバックアップができます。 シャットダウンスクリプトを調整すれば様々なディストリビューションの OSに対応させることが出来ます。 ※このソフトの著作権は、(株)ユタカ電機製作所にあります。 |
●UPSS−Oサービス対応 接続調整・ソフトインストール作業を承ります。お問い合わせ下さい。 |
1.はじめに このソフトはフリーソフトです.本ソフトの全ての機能を保証するものではありません。 本ソフトを使用して発生した直接的、間接的障害、損傷などに関して、 UPSソリューションズ株式会社および(株)ユタカ電機製作所は一切の責任を追いません。 また,本ソフトの問合せは,e-mailでのみ受付いたします。電話,FAXでは一切お受けいたしません。 2.動作概要 UPSの動作の基本は停電時、復電時、バッテリ容量低下時(バッテリー限界)、UPS停止の4つです。 それぞれの動作について以下に説明します。 (1)停電時 商用電源からの電力供給がなくなると、UPSはバッテリからAC電源を供給します。 その時にUPSの停電信号ピンからRS232CレベルのHigh(+3V〜+15V)信号が供給され、 これをUPS監視デーモンが検出し、停電処理を行うスクリプトファイルを起動します。 デフォルトでは5分後にシャットダウンするように設定しています。 (2)復電時 停電状態から設定時間内(デフォルト:5分)に商用電源からの電力供給が再開した場合、 UPSはバッテリ運転から商用電源運転に切り替わります。その時にUPSの停電信号ピンを 平常動作のLOW信号切り替えます。これをUPS監視デーモンが検出し、停電処理をキャンセル するスクリプトファイルを起動します。 (3)バッテリ容量低下時 バッテリの端子電圧が低下した場合(バッテリ残量が少ない場合またはバッテリ寿命になった場合) UPSのバッテリ容量低下信号ピンからからRS232CレベルのHigh(+3V〜+15V)信号が供給され、 これをUPS監視デーモンが検出し、システムを停止するスクリプトファイルを起動します。 (4)UPS停止 システム停止後にUPSの稼動を継続すると、バッテリの過放電が行われ、バッテリ寿命に対して ダメージを与えます。また、UPSが再起動した場合に再び停電があった場合にバッテリ運転が できずに、AC出力が途絶えてしまうことになります。従って本ソフトではシャットダウン時にUPSの UPS停止信号に4.5秒間継続してRS232CレベルのHigh(+3V〜+15V)信号を供給することで、 約1分後にUPS出力を停止するようにしています。 ※設定の変更方法について |
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<HyperULシリーズ> UPS側(DSUB9P オス) |
PC側(DSUB9P メス) |
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停電信号 2・ | −−−−−−−−−−> | ・8 CTS | ||
バッテリ容量低下信号 5・ | −−−−−−−−−−> | ・1 DCD | ||
UPS停止信号 8・ | <−−−−−−−−−− | ・4 DTR | ||
COM 4・ | <−−−−−−−−−− | ・7 RTS | ||
GND 7・ | −−−−−−−−−−− | ・5 GND | ||
<Hyper-Pro、HyperSシリーズ> UPS側(DSUB9P オス) |
PC側(DSUB9P メス) |
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停電信号 2・ | −−−−−−−−−−> | ・8 CTS | ||
バッテリ容量低下信号 4・ | −−−−−−−−−−> | ・1 DCD | ||
UPS停止信号 7・ | <−−−−−−−−−− | ・4 DTR | ||
COM 1・ | <−−−−−−−−−− | ・7 RTS | ||
GND 8・ | −−−−−−−−−−− | ・5 GND | ||
4.インストールおよび設定 4.1.パッケージの入手 ここからダウンロードしてください。 4.2.インストール方法 (1)rootでログインしてください。 (2)yec.tgz を /tmpに移動して展開します。 cd /tmp tar xvzf yec.tgz (3)コンパイルし、インストールします。 cd usvd-2.0.0 make make install 4.3.Linuxの設定 (1)RedHat Linux、LASER5 Linuxの場合 ・UPSが接続されているシリアルポートデバイスのリンクを張ります。 ln -s /dev/ttyS0 /dev/usv (com1の場合、com2の場合はttyS1) ・スクリプトファイルのコピーをします。 cd /etc mkdir usvd cd usvd cp -i /tmp/usvd-2.0.0/etc/* ./ ・システムの起動スクリプト(/etc/rc.d/rc.local)の最後に以下を追加する。 #ADD support for the UPS echo "Starting usvd daemon..." if [ -x /sbin/usvd ]; then /sbin/usvd fi ・停止スクリプト(/etc/rc.d/init.d/halt)のPathの行の後に以下を追加する。 # Set the path. PATH=/sbin:/bin:/usr/bin:/usr/sbin # KILL Power of UPS if [ -x /sbin/usv_off ]; then /sbin/usv_off echo "Killing Power of UPS....!" fi (2)その他のLinuxOSの場合 起動スクリプトおよび停止スクリプトのファイルが違うのでその点を注意して設定してください。 以下にその他のLinuxOSの例について説明します。 ・Slackware 起動スクリプト:/etc/rc.d/rc.M 停止スクリプト:/etc/rc.d/rc.0 ・TurboLinux 起動スクリプト:/etc/rc.d/rc.local 停止スクリプト:/etc/rc.d/init.d/halt ※基本的には新しいバージョンのLinuxや他のディストリビュータのLinuxでも、 起動スクリプトおよび停止スクリプトの置き場所を間違えなければ正常に動作します。 5.動作テスト 接続ケーブルをUPS(signalポート)とPC(設定したポート)に接続します。 UPSのAC出力には、安全のためダミー負荷となる蛍光燈などをつないでください。 そしてPCをrebootしてください。 PCが立ち上がったところで、rootでログインしてから、UPSのAC入力ケーブルを10秒間抜き、 そしてAC入力ケーブルを再び差し込んでください。モニタに以下のメッセージが表示されます。 power is failing... please log out as soon as you can ・ ・ ・ power is back... you can continue 次にUPSのAC入力ケーブルを抜き、 約5分後にシャトダウンし、それから約1分後にUPSのAC出力が停止することが 確認できれば、動作確認完了です。 システムをダウンしてPCおよびUPSの電源を切った状態で、 UPSのAC出力よりPCの電源をとるように、接続しなおしてください。 そしてUPSおよびPCの電源を立ち上げてください。 以上でUPSの接続は完了です。 |
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